R05.02.12 玉川大学まちづくりコンテスト

 2月12日に玉川大学キャンパスで実施された第2回高校生まちづくりコンテストの決勝大会に本校みらい塾の2名が進出し、結果は見事に最高賞の観光庁長官賞を受賞しました。今大会では、「みどりみらいツーリズム」と題し、みどり市を活性化するためのアイディアをまとめたものを提案しました。

※コンテストの詳細はこちら

 

発表の概要は以下の通りです。

 みどり市には3つ課題があります。1つ目は、大間々町と東町が過疎地の指定されてしまい、このままだと更に衰退してしまうこと、2つ目は、わたらせ渓谷鐵道の収益が減ってしまい、このままだと観光だけでなく、地域の足でもある「わてつ」の存続が危ないこと、3つ目は、みどり市にも多くの魅力があるのに広まっていないということです。このような課題を解決していくために、まずはじめに考えた提案が「わてツーリズム」です。

 わてツーリズムは「売り手良し・買い手良し・世間良し」の三方良しの精神で作られたプランです。しかし、わてツーリズムにも「ハイシーズン以外の時季の楽しみ方がイメージしにくい」という問題点がありました。

 その問題点を解決するために考えたのが「みどりみらいツーリズム」です。みどりみらいツーリズムには新たに「オプション」をつけ、季節ごとのアクティビティや昔ながらの生活や味が楽しめます。これにより、観光客の増加を図り、町全体が活性化することを目指しました。

そして、先日みどり市の市長さんにも話を聴いていただき、「ぜひ、実現して欲しい」と言っていただきました。また、大間々町でまちおこし活動を行っている三方良しの会 会長の松﨑さんは、「地域の人の思いを未来へ繋いでいってくれれば本当に嬉しい」とおっしゃってくださいました。


【発表者の感想】

 高校生まちづくりコンテストで、応募チーム177チームの中の5チームに選出されて、大間々高校代表として、また、みどり市を代表して「みどりみらいツーリズム」を発表・提案してきました。
 今回の発表で観光庁長官賞をいただくことができたのは、決して自分たちだけの力ではありません。本当に多くの方の力のおかげです。このことを忘れずにこれからも地域を残していくためにも、よりよい町にするためにも、力を尽くしていきたいと思います。
(1年・鈴木 大晴)


 177チームの応募者の中から決勝進出5チームに選ばれ、決勝大会までの短い期間でスライドや原稿の修正を休日も使いながら発表に向けて頑張ってきたので、目標としていた「観光庁長官賞」をいただく事ができ、とても嬉しく思っています。審査項目に、アイデア性・分析力・表現力があり、色々と不安や心配が積み重なっていましたが多くの先生や地域の方々に応援していただき、決勝での発表を成功させ、優勝することが出来ました。 
 今回発表した「みどりみらいツーリズム」をさらに良くしていき、人口問題、少子高齢化を改善するために大間々町への人流を増やせていけたらいいと思っています。
(1年・今泉 心優)


 今回の経験を糧に、今後もさらなる挑戦をしていってほしいと思います。たくさんの応援、誠にありがとうございました。