総合的な探究の時間

「大間々高校生×上野千鶴子氏 公開討論会」 オンライン開催

6月21日(月) 総合的な探究の時間

「わたしたちは変えてきた だからあなたも変えられる」と題して、本校の生徒と上野千鶴子先生との討論会をオンラインで開催しました。今回の討論会は、日本国内のみならず、オーストラリアからも視聴者をお招きして実施することができました。また、群馬県内からも多くの教職員・生徒のみなさんにオンラインで視聴していただきました。

 本校はみらい塾生を中心に全校生徒で「ジェンダー平等」をはじめ、様々な社会課題の解決に向けて取り組んでいます。この討論会は、上野先生の多角的な視点からの問いかけで、ジェンダーに関する問題点を見つめ直すきっかけにもなりました。

 みなさんも私たち大間々高校生と一緒にジェンダーについて考えてみませんか。

「護憲派?改憲派?生徒たちの考えとは・・・」

   ロシアのウクライナ侵攻という社会情勢に伴い、日本でも「専守防衛」の見直しで憲法9条の改正が浮上しています。将来有権者となる生徒に日本が平和であり続けるには、護憲派か改正派か自分の意見を表現できることを目的に、ICTを活用して意見を出し合い、それをほかのクラスの生徒の意見と共有し理解を深める活動を行いました。


生徒の意見

・「専守防衛」では、攻撃を受けた時点で大きな被害が出ているから、最小限の防衛力では日本全土を守れるはずはない。北朝鮮のミサイル問題やロシアの北方領土問題などを遺憾としかできないことから、日本のどこかが占領されるのも時間の問題であると考えました。

 

・自分たちもいつ戦争に巻き込まれるかわからない中でどう日本の憲法を改正するのか改正しないのかを考えさせられた。

 

・新たな見解と意見を知り、新しい考えや思考を広げる事ができた。


「専業主婦と主夫」

2022年6月20日(月)に本校で行われる「大間々高校生×上野千鶴子氏 公開討論会」に向けた事前学習が行われました。今回は「専業主婦と主夫」について調べ学習をしました。また、専業主婦と貧困との関連性を調べることで、さらに考えを深めることができました。

R04.05.02 サスティナブルファッション

 生徒にも身近なファッションについてSDGsの視点から考え、ファッションに関わる環境問題や人権問題などを理解し、消費者としての行動選択に結びつけられるようにすることを目的として講義を実施しました。

 生徒からは、「着なくなった服をすぐ捨ててしまうのではなく、資源回収をしている店に持ち込もうと思った。」、「私たちの服を作るために命を危険にさらしている人がいると知って驚いた。もっとよく考えたい。」などの感想が寄せられました。

R04.04.25 ジェンダー平等についての講義

  今回の「ジェンダー平等」の授業では、新聞記事やジェンダーギャップ指数から、男性と女性の間にある「差」に目を向けていきました。上野千鶴子氏とのディスカッションへ向けた事前準備として、ジェンダー平等についての理解を深めることができました。

~このような生徒の感想がありました~

・男性が育児をすることが当たり前の社会になっていってほしい。

・少しずつジェンダーについての理解が広まってきていると思う。誰もが偏見を持たずみんなが生きやすい社会になってほしいと思った。

 

2月14日 地域の魅力を再発見  近江八幡未来づくりキャンパス~地域から読み解くSDGs~

 遠隔型高大連携の一環として、大学生に滋賀からオンライン講義を受けました。地域から読み解くSDGsをテーマとし、滋賀での取り組みや地域創生のために高校生が地域を知る活動を行い、発信する意義を再確認しました。また、みらい塾の生徒4人が滋賀の高校生や大学生とオンラインでプロジェクトに取り組んだ成果発表を1・2年生に向けて行いました。

1月24日 公開LHR「探究活動から見つけた私の進路」

 「探究活動から見つけた私の進路」をテーマに、司会進行役、発表者2名等すべて生徒のみで行われました。大学進学予定であるみらい塾の3年生2人が、自作のスライドを使って発表しました。入学当初は違う進路を考えていた2人が、探究活動を通して、どのように学び・考え・行動することで今の進路に結びついたのかを語りました。この様子は1、2学年の生徒だけでなく、群馬県内の先生方にも配信されました。

1月17日 先輩と語る会

 1・2年生の総合的な探究の時間に、「先輩と語る会」が開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各クラスにオンライン配信する形となりました。第一部は11人の3年生の体験発表、第二部は大学へ進学した卒業生の話をインタビュー形式で行われました。1,2年生は先輩方の進路について、メモをとりながら真剣に聴いていました。

9月27日 アンカンミンカン 富所哲平氏による講演会(3年生)

 3年生の総合的な探究の時間では、アンカンミンカンの富所さんによる講演会が行われました。写真や動画を交えながら、SDGsとは何かということについて、分かりやすくご講義いただきました。

富所さんがお話している様子

分散登校している生徒の様子

 

以下、生徒の感想です。


Y.Sさん

オーストラリアのコアラが死んでしまうというのは、前にテレビで見たことがあります。動物たちが火傷をしていたり、火に囲まれてしまっていたりと、とても悲しい光景でした。ですが、その悲しい、可哀想という感想だけで終わらせてはいけないと思いました。地球温暖化が進んで動物たちが死んでしまっているのであれば、その地球温暖化を進めてしまっているものは、直接的ではなくとも加害者なのではないでしょうか。その加害者にならないためにも、身近にある、自分たちの出来ることからしていかなくてはいけないのではないかと思いました。オンライン講義ありがとうございました。

 

K.Iさん

講習の中で「学び」や「行動」について触れていましたが、私の中で、「行動」というのはどうしても大きく感じていました。個人ではなく団体で活動することが「行動」だと思っていました。私、個人が動いたからと言って何も変化が起こらないと思っていたからです。しかし、個人が始めることが大切なのだと気付きました。もちろん、広めていくことは大切ですが、それ以上に個人でもスタートすることが大切であると思いました。

9月27日 情報モラル講演会(1年生)

桐生警察署の方から、情報モラルについての講演会が行われました。緊急事態宣言が発令されているということで、急遽オンラインでの開催となりましたが、真剣に聴いていました。

 警察の方がお話されている様子 

              教室から真剣に聴いている様子

 

以下、生徒の感想です。


M.Hさん

今回の情報モラル学習で、一つ一つの行動の責任の重さや、情報をあつかう中のたった1回のあやまちの怖さを学びました。友人同士の遊びやドッキリなど軽い気持ちで無自覚に罪を犯してしまわないように何気ない行動にも責任をもとうと思いました。私にも夢があるので、自分の人生のためにも情報モラルをしっかりと学んで気をつけていこうと思います。

9月6日 SDGsフォトコンテストの結果発表(1年生)

1学期に実施したSDGsフォトコンテストの結果発表を行いました。生徒による投票に加えてオンラインで保護者投票も行い、最優秀賞と優秀賞を決定しました。

分散登校期間ということで、教室もしくはオンラインで視聴する形になりましたが、SDGsの17のゴールごとに表彰を行いました。

最優秀賞(生徒投票1位)

最優秀賞(保護者投票1位)

以下、最優秀賞を受賞した生徒の感想です。

 

最優秀賞(生徒投票1位)を受賞したM.Kさん

選んでもらえてとてもうれしかったです。ありがとうございました。

 

最優秀賞(保護者投票1位)を受賞したR.Oさん

自分の作品が選ばれると思っていなかったのでとてもびっくりしました。最優秀賞がとれてうれしいです。

7月5日 SDGsフォトコンテスト(1年生)

総合的な探究の時間にSDGsフォトコンテストを行いました。撮った写真はSDGsのゴールに沿ったキャッチフレーズをつけて張り出し、2学期にSDGsの17のゴールごとに最優秀賞を決定します。最優秀賞となった作品は後日ホームページに掲載予定です。

 

   天候が危ぶまれる中、直前に雨が上がり無事に開催することができました。

     班ごとに工夫しながら写真を撮っていました。    

 

 

6月14日 総合的な探究の時間(2年生)

6月14日に、2学年に向けて本校の外部講師であるアンカンミンカンの富所哲平氏による講演会が実施されました。

SDGsについて楽しく知ろうというテーマで、熱くお話していただきました。

生徒は一生懸命に聴いていました。


以下は生徒の感想です。


2年生Sさん

最後の動画はとても印象に残っています。
ほとんどの人は恵まれた生活を送っているのに、少数の人は一歩も動けず泣いている人の姿は衝撃でした。わたし達はご飯を食べることも、学校に行くことも当たり前なことだからこそ、今過ごしている日々に感謝しようと、より一層思うことができました。


2年生Y.Mさん                                                                                                                                                             

授業でクマの話の動画を見て、私たちは明日の事を考えることなく生きていられるけど、食べ物を探しても食べることの出来ない動物たちがいることを知って、とても心が苦しくなりました。自分たちにもできる些細なことを調べて知って実践していきたいなと思いました。

5月31日 上野千鶴子先生オンライン講演会

5月31日に上野千鶴子先生のオンライン講演会が行われました。みらい塾の生徒が上野先生とディスカッションする様子を配信する形式で行われ、体育館と武道館で話を聴きました。

以下は上野先生と直接ディスカッションをした生徒の感想です。


3年生K.Iさん

私が一番印象に残っているのは、講演会のなかで「『LGBTQ』という言葉すら差別なのではないのか」という話になりその質問に対しての上野先生の回答です。 私も以前から「同性愛者も異性愛者も誰を好きにならなくても皆普通の人で区別する必要はないのでは?」 と思っていました。みらい塾の生徒がディスカッションをしたトランスジェンダーだと公言して活動している間々田さんは「『LGBTQ』の人にというより、個人個人に」というふうにおっしゃっており、みらい塾全体としても私と同じ考えではなかったのかなと思います。 実際、上野先生は「その人になんて呼んでほしいのか聞いてみてその呼び方で呼んだらいいんじゃない。」という回答でした。確かに!と思い、間々田さんが言っていたのは「発信する立場として『LGBTQ』の人にというより個人個人に」と言っていたのだと納得しました。 上記のこと以外にも新たに知ったことがたくさんありますが、多くなってしまうので省略させていただきます。 これからみらい塾として活動していく中で、生きていく中で、自分の発言や行動で誰かを傷つけてしまうこともあると思いますが、そのたびに学び、同じ過ちを繰り返さないようにしたいです。そして、周りに流されず惑わされずに自分の意見を主張していくことを続けていきたいです。


3年N.Kさん

僕が印象に残っていることは男女の家事育児のことについてです。その話の中で出できた子供が相談事をするのは大半が母親に話を聞いてもらうと答えていて理由が「父親は忙しそうだから」「話しても無駄だから」といったもので、実際に講演会に参加したみらい塾の生徒も全員が母親に手を上げていて「小さい頃からそばにいてくれた母親と父親でこんなにも差があり、家事や育児をしていないのが子供の意見からも分かってしまうのだな」と思いました。 全体を通して言うと正直自分達も話すだけで精一杯でしっかり準備してきたけど上野先生に指摘されることが多々あり「もっと正確な情報で話し合いができたら良かったな」と自分の中での反省点です。 でも、今回の講演会を通して、みらい塾としてもいい経験になったし、先生から学んだことも多くあるのでこれからも自分達から積極的に活動していき、少しでも多くの人に伝わるように頑張っていきたいです。